
キプロスの研究・イノベーション・デジタル政策副大臣室は9月24日、主要な公共デジタルIDプラットフォームであるCY Login、CY Notify、CY Pay、CY Signが、9月25日(金)17時から9月26日(土)18時まで利用できなくなると発表しました。これは、居住許可更新や社会保険証明書など300以上の電子政府サービスの認証を支える基幹システム「Ariadne Core Gateway」の大規模ソフトウェアアップグレードのための一時停止です。担当者は、通常の営業時間外にメンテナンスを行うことで影響を最小限に抑えると説明していますが、ビザ延長や就労許可申請、社会保障書類の提出が必要な利用者は、25日(金)16時30分までに手続きを済ませるよう呼びかけています。CY Loginを利用してオンラインでの就労許可や家族呼寄せ申請を行う企業のモビリティチームは、社内の締め切りを調整する必要があります。省庁はデータの損失はないと強調し、今回のアップグレードにより応答速度が向上し、2027年初頭に予定されているモバイルID機能の導入に道を開くとしています。短時間の停止とはいえ、モビリティ関連手続きがデジタル政府インフラにますます依存している現状を浮き彫りにしています。雇用主は紙のバックアップを用意するか、今後増加が見込まれるメンテナンス期間に備えて申請を前倒しする計画を立てることが望まれます。キプロスはEUのシングルデジタルゲートウェイ要件に沿ってシステムの近代化を進めています。