
キプロス大統領ニコス・クリストドゥリデスは9月15日、新任の米国大使ジョン・ブレスローと初の公式会談を行った。会談後に発表された声明によると、両国はキプロスの長年の目標である米国ビザ免除プログラム(VWP)への加盟に向けた技術的な協力を強化することで合意した。加盟が実現すれば、キプロスのパスポート保有者はB-1/B-2ビザの申請なしに最長90日間、米国への渡航が可能となり、ビジネス旅行者や観光客の手続き時間が大幅に短縮される見込みだ。
両首脳はまた、防衛協力についても協議し、特に米国が資金提供するパフォスのアンドレアス・パパンドレウ空軍基地の拡張計画や、キプロスの排他的経済水域における米国大手企業のエネルギー投資についても話し合った。
一方、ビジネス界は早速VWP加盟の可能性に注目。2025年にはキプロスのビザ申請拒否率が米国の法定上限である3%を初めて下回り、加盟の重要な条件をクリアしたと指摘している。今後の課題としては、テロや重大犯罪に関する情報共有の二国間協定(PCSCおよびHSPD-6)の締結や、次世代バイオメトリクスを搭載したICAO 9303準拠の電子パスポートへの完全移行が挙げられる。
内務省は地元メディアに対し、2023年以降すでに41万枚以上の電子パスポートを発行していると説明。米国国土安全保障省との公開鍵ディレクトリ接続に関する入札も年内に予定されている。これが成功すれば、キプロスはVWP加盟国として42カ国目となり、2021年に加盟したクロアチアに続き、シェンゲン圏外のEU加盟国としては4カ国目の加盟となる。
ニコシアやリマソールに地域スタッフを置く多国籍企業にとって、米国へのビザ免除は大きな行政負担の軽減となる。特にニューヨーク、ヒューストン、シリコンバレー間を頻繁に行き来する海運、金融サービス、IT分野の専門家にとっては大きなメリットだ。企業のモビリティチームは、ESTA申請データの収集や90日間滞在制限の周知など、内部プロセスの整備を早めに進める必要があるだろう。
両首脳はまた、防衛協力についても協議し、特に米国が資金提供するパフォスのアンドレアス・パパンドレウ空軍基地の拡張計画や、キプロスの排他的経済水域における米国大手企業のエネルギー投資についても話し合った。
一方、ビジネス界は早速VWP加盟の可能性に注目。2025年にはキプロスのビザ申請拒否率が米国の法定上限である3%を初めて下回り、加盟の重要な条件をクリアしたと指摘している。今後の課題としては、テロや重大犯罪に関する情報共有の二国間協定(PCSCおよびHSPD-6)の締結や、次世代バイオメトリクスを搭載したICAO 9303準拠の電子パスポートへの完全移行が挙げられる。
内務省は地元メディアに対し、2023年以降すでに41万枚以上の電子パスポートを発行していると説明。米国国土安全保障省との公開鍵ディレクトリ接続に関する入札も年内に予定されている。これが成功すれば、キプロスはVWP加盟国として42カ国目となり、2021年に加盟したクロアチアに続き、シェンゲン圏外のEU加盟国としては4カ国目の加盟となる。
ニコシアやリマソールに地域スタッフを置く多国籍企業にとって、米国へのビザ免除は大きな行政負担の軽減となる。特にニューヨーク、ヒューストン、シリコンバレー間を頻繁に行き来する海運、金融サービス、IT分野の専門家にとっては大きなメリットだ。企業のモビリティチームは、ESTA申請データの収集や90日間滞在制限の周知など、内部プロセスの整備を早めに進める必要があるだろう。
出典: Cyprus Mail