
ヴロツワフのニコラウス・コペルニクス空港で起きた緊迫のセキュリティ事件により、チュニジア国籍の23歳男性がシェンゲン圏への10年間の入国禁止処分を受けました。9月24日の国境警備隊の発表によると、同男性は9月22日の未明に空港のフェンスをよじ登り、パレルモ行きのLOT便に搭乗客として紛れ込みました。搭乗完了後、客室乗務員が不審者の存在に気づき、地上スタッフに通報。特殊介入部隊がトラブルなく男性を機内から連れ出しました。調査の結果、男性は旅行書類を所持しておらず、ポーランドに滞在する法的根拠もありませんでした。地区裁判所は逃亡の恐れがあると判断し、即時の行政強制退去を認めました。ポーランド外国人法第28条に基づき、シェンゲン加盟国全域への10年間の再入国禁止処分が下され、強制送還まで警備付き収容施設に収容されています。この事件は空港運営者や企業の航空チームにとって、周辺警備と搭乗者確認の重要性を改めて示すものです。ヴロツワフを経由する企業は、今後数日間、当局による入場管理強化に伴う身分証明書の厳格な確認を想定しておく必要があります。
出典: Straż Graniczna