
格安航空会社のイージージェットは10月15日、来年夏に向けて5つの新路線を発表し、その最大の恩恵を受けるのはスペインとなりました。注目は、2027年5月1日から週2便運航されるサウサンプトン-マラガ線で、イングランド南海岸のテックコリドーとアンダルシアの成長著しいIT・ライフサイエンスクラスターを直結します。また、同社は先月発表したベルファスト-アリカンテ線やマンチェスター-ムルシア線に続き、スペイン本土への路線網強化を進めています。イージージェットの英国カントリーマネージャー、ケビン・ドイル氏は「地元空港からの選択肢と接続性を拡充し、お客様の利便性を高めることが狙い」と述べ、パンデミック後に高まったポイント・ツー・ポイントのレジャーおよび中小企業のビジネス需要に応える姿勢を示しました。企業のモビリティマネージャーにとって、サウサンプトン路線はソレント地域からスペインへのアクセスの長年の課題を解消し、ロンドン経由に比べて鉄道と乗り継ぎ時間を最大3時間短縮します。マラガのアンダルシアテクノロジーパーク(PTA)やマルベーリャの国際モビリティハブに駐在員を持つ企業は、月曜から土曜までの週6日運航で、片道手荷物のみの運賃が53.48ポンドから利用可能となります。今回の発表は、イージージェットがバルセロナにデジタルイノベーションハブを設立した決定に続くもので、空港料金の上昇にもかかわらずスペイン市場への強い信頼を示しています。今後のスケジュールでは、2027年7~8月のピーク時に英国-スペイン間で週650便を提供し、2026年夏と比べ6.5%の増便となる見込みです。旅行担当者は季節ごとの運賃上昇を考慮しつつ、在庫が開放され次第、法人向け契約の検討を進めるべきでしょう。