
香港の財政長官ポール・チャン氏は10月15日早朝に香港を出発し、バンコクで開催される2026年国際通貨基金(IMF)・世界銀行グループ(WBG)年次総会に中国代表団の一員として参加します。この1週間にわたる財務大臣や中央銀行総裁の会合は、パンデミック以降で最大規模の政府関係者および民間リーダーの移動となります。政府の10月14日夜の発表によると、チャン氏は香港金融管理局主催の円卓会議で、中東および中央アジアのインフラプロジェクトに資本市場がどのように貢献できるかを強調する予定です。また、ブルームバーグやアトランティック・カウンシル主催のサイドイベントでも、オフショア人民元ソリューションを求める多国籍企業に向けて講演を行います。グローバルな移動の観点から、今回のチャン氏の訪問は二つの点で注目されます。第一に、香港当局が高頻度の出張スケジュールを再開したことを示しており、企業幹部が香港特別行政区への出入国をスムーズに行えるかの指標となります。第二に、タイがスワンナプーム空港で外交チャネルのファストトラック制度を導入し、香港の公式代表団に認定されたビジネス渡航者が利用可能となる点で、実務的な利便性が向上しています。財政長官は10月17日に香港へ帰任予定で、その間、副財政長官マイケル・ウォン氏が代理を務めます。これは、税制優遇措置の承認や投資促進協定の正式な署名が必要な企業にとって重要な知らせとなります。
出典: news.gov.hk