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キプロス、ゴールデンパス制度の最終的な抜け穴を廃止し、閣僚の裁量権を終了

12月 6, 2025
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キプロス、ゴールデンパス制度の最終的な抜け穴を廃止し、閣僚の裁量権を終了
キプロスは、スキャンダルに見舞われた市民権投資プログラムを停止してから5年を経て、投資家の帰化に関する最後の法的抜け穴を完全に閉じました。12月4日の議会投票(12月5日に公表)で、閣僚会議が外国投資家や「特別な貢献」を理由にキプロス国籍を付与できる条項が廃止されました。今後、帰化はすべて「外国人・移民法」に基づく通常の居住ベースの手続きのみで行われます。

2007年から2020年のプログラム停止までに、キプロスは投資家とその扶養家族に7,329件のパスポートを発行し、建設や不動産に約80億ユーロを投資させました。しかし、アルジャジーラの調査報道で審査の甘さが明らかになり、EUから違反手続きが開始されました。新たなパスポート発行は停止されていたものの、閣僚会議は名誉や特例のケースで裁量権を保持しており、これはEUの投資家市民権規制強化の方針と相容れないとされていました。

キプロス、ゴールデンパス制度の最終的な抜け穴を廃止し、閣僚の裁量権を終了


今回の改正では、名誉帰化も厳格化され、アスリートや芸術家、慈善家は特別法制定か議会の個別承認が必要となります。既存のCBI(市民権投資)パスポートは有効ですが、継続的な監査の対象となり、不正取得が判明した場合は取り消しとEU全域のシェンゲン警告が発出されます。

プライベートウェルスアドバイザーや移住支援会社にとっては、キプロスの高速パスポート取得ルートが閉ざされることになります。富裕層の顧客は今後、標準の7年間居住ルートを選ぶか、デジタルノマドビザや間もなく開始予定のEUブルーカードなどの代替策を検討する必要があります。不動産開発業者は、かつてCBI需要に依存していたものの、今後は一時的な高級物件販売から、テック系駐在員向けの長期賃貸やコリビングプロジェクトへと事業を転換すると見られています。

政治的には、この措置により2026年のキプロスEU理事会議長国就任に向けたEUからの法的圧力が緩和され、シェンゲン加盟交渉における島の評価向上が期待されます。一方で、多国籍企業は透明性重視の厳格な移動政策への転換を注視する必要があることを示しています。
出典: VisaHQ

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