
香港入境事務處によると、4月3日21時までに、イースターと清明節を合わせた5日間の連休初日にあたる同日、約110万人の出入境者が香港の検問所を通過した。うち約77万人が出境者で、そのうち68万人は香港住民だった。一方、32万人の入境者により、香港島のホテルの稼働率は88%を超えた。羅湖と落馬洲支線の検問所は深圳への陸路交通の大部分を処理し、3月に深圳が香港住民向けに同日複数回入境許可を拡大したことによる需要の高まりを反映している。空港では、北部中国本土の都市への団体ツアーの出発が急増し、ツアー添乗員向けの電子ゲート利用拡大や、組織されたグループで旅行する香港永住者に対する中国の15日間ビザ免除措置の継続が後押ししている。入境事務處は、4月3日から7日までの総乗客数を644万人と予測しており、2025年のイースターと清明節の重複期間に比べ12%増加すると見込んでいる。旅行関連業界、特に高級小売、会議・インセンティブ旅行、プレミアムバス運行業者は、強化された香港ドルと免税ショッピングを活用し、本土への移動前に収益の急増が期待されている。期間中に香港と広東間でスタッフの移動を管理する企業のモビリティ担当者は、ピーク時の夕方に羅湖で45~60分の待ち時間が発生することを見越し、平均待ち時間が20分未満に短縮されたエクスプレスレールリンクの西九龍駅経由のルートを検討すべきだ。長期的には、このデータは香港が大湾区のスーパーコネクターとしての地位を強化する材料となる。関係当局は、2026年10月のゴールデンウィーク前の導入を目指し、深圳湾大橋で「ワンスタンプ・ツーチェック」入境モデルの試験を加速している。