
南アフリカ内務省は、2026年発行の移民指令第7号を発表し、ビザの延長や変更を申請しているものの審査中の旅行者に対し、2027年6月30日までの自動的な法的滞在「猶予期間」を付与しました。この措置により、内務省の処理遅延で一時ビザの期限が切れた数千人の訪問者が不法滞在者とみなされるリスクが事実上解消されました。訪南ツアーオペレーターは、この決定を歓迎し、特に数か月前から日程を組むことが多い中国などの高額消費市場にとって大きな安心材料になると評価しています。2025年の中国からの入国者数は、深圳や広州からの新たな直行便や、昨年発表された南アフリカ人向けの中国による30日間のビザ免除措置に支えられ、パンデミック前の水準の89%に達しました。指令第7号により、訪問者ビザやビジネスビザの有効期限前にオンラインまたは対面で更新申請を行った旅行者は、VFSグローバルの申請受領証を携帯すれば、期限切れ後も罰則なしで南アフリカに滞在および再入国が可能となります。この措置は、長期労働許可証への切り替えを待つ社内転勤ビザ保持者にも適用されます。中国の多国籍企業が南アフリカの鉱山や再生可能エネルギー事業に技術者を派遣する際、90日ごとにスタッフを帰国させてビザの期限をリセットする必要がなくなります。ただし、人事部門は新たな2027年の期限を忘れずに管理する必要があります。さらなる延長がなければ、すべての保留案件はその時点までに処理されなければならず、さもなければ従業員は最大5年間のオーバーステイ禁止措置のリスクを再び負うことになります。内務省は、約6万2,000件と推定される申請の遅延を18か月以内に解消するため、追加の審査官を配置し、2027年初頭には企業向けの試験的な電子ビザポータルを導入する計画を約束しています。これが予定通り実施されれば、中国が求めている正式な5年有効の複数回入国ビジネスビザカテゴリーの創設に向けた相互便宜措置協定の道が開かれる可能性があります。