
香港入境管理局のリアルタイムデータによると、イースターと清明節の連休期間中、かつてないほどの国境を越える人の動きが見られました。4月6日午後4時までに24万9,000人の香港住民が中国本土へ渡り、4日半の出境者数は205万人に達し、昨年のイースター期間全体の数値を10%上回りました。本土からの訪問者も急増し、午後半ばまでに3万2,000人が有利な為替レートや4月のショッピングプロモーションに惹かれて香港に入境しました。鉄道利用者の大半は羅湖駅と落馬洲支線を利用し、高速鉄道のターミナルでは広州・深圳間の追加便が完売し、立ち見客が出るほどの混雑となりました。観光局の関係者は、重慶のインフルエンサーが西貢のハーフムーンベイを訪れる様子がSNSで拡散されるなど、郊外地域への波及効果を指摘しました。香港の小売業者にとっては明暗が分かれ、ラグジュアリーモールでは本土からの消費が活発だった一方、多くの地元住民は国境を越えて買い物をし、中心業務地区の飲食店の売上は伸び悩みました。専門家は、深圳までのドア・ツー・ドアの移動時間が30分を切る中で、香港市民を街に留める体験型サービスの充実が必要だと指摘しています。急増した人の流れはe-チャンネルの処理能力にも試練をもたらしました。羅湖では新設のゲート式レーンと利用年齢の引き下げ(7歳以上)により待ち時間は5分以内に抑えられましたが、深圳湾や落馬洲の車両検査場では断続的に渋滞が発生しました。関係当局は5月1日から始まる労働節の「ゴールデンウィーク」に向けて流動パターンを分析する予定です。今後、旅行代理店は本土消費者の海外旅行需要の高まりにより、特に香港観光局が「無料MTRデイパス」キャンペーンを延長すれば、夏季の入境者数は引き続き好調を維持すると見込んでいます。企業のロードショー開催者は、連休中にホテルの客室料金が20%上昇したため、早めの予約を推奨しています。
出典: HK01