
スペインのフィンテック企業Rennは4月24日、人気のデジタルノマドビザ(DNV)ガイドの2026年版を発表しました。新たに申請者は月収最低2,762ユーロ、つまり今年の最低賃金(SMI)の200%を証明する必要があると明確に示しています。ガイドでは、申請ルートが二つあることも説明されています。一つは1年の領事館ビザで、これが2年の居住許可に切り替わる方法。もう一つは、スペインに入国後90日以内に申請することで3年間の滞在が認められる、ビザ免除国民に人気の国内申請ルートです。処理期間は公式には10~45日ですが、Rennは外国の犯罪証明書のアポスティーユ取得遅延を考慮し、全体で2~4ヶ月を見込むよう推奨しています。税務面では、DNV保持者がスペインの税務居住者となった場合でも、NIE取得後6ヶ月以内に登録すれば、スペイン源泉所得600,000ユーロまでに対しベッカム法の24%の定率課税を選択可能であることが確認されました。この規定と新たな3年許可の組み合わせにより、スペインはヨーロッパで最も魅力的なリモートワーク先の一つとなっています。企業のモビリティチームは、給与基準の引き上げを反映したポリシーハンドブックの更新を行い、スペインのクライアントからの収入が20%の現地源泉所得上限に含まれることを潜在的な派遣者に周知すべきです。早期の明確化が、許可更新を危うくする不注意な違反を防ぐ鍵となります。
出典: Renn Blog