
カナダ移民・難民・市民権局(IRCC)は2026年4月29日に最新の処理時間データを発表しましたが、インドからの申請者にとっては明暗が分かれる結果となりました。パキスタンやナイジェリアでは大幅な改善が見られた一方、インドでは訪問ビザ(TRV)の審査期間が23日から27日に延び、学生ビザの待機期間も4週間に増加しました。就労許可証の処理は比較的安定しており9週間ですが、親向けの人気のスーパービザは168日にまで伸びています。IRCCによると、これらの変動は2025年にインドが中国を抜いてカナダの留学生最大の出身国となったことに伴う申請数の変化を反映しています。デリーとチャンディーガルのビザオフィスでは、2026年第1四半期だけで193,000件のTRV申請を処理し、前年同期比で27%増加しました。プロジェクトチームをカナダに派遣する企業にとっては、旅行計画に余裕を持たせるか、雇用主のコンプライアンスポータルや対象者向けの2週間処理が可能なCETA/ICTカテゴリーを活用する必要性が浮き彫りとなっています。教育代理店は、2026年秋入学の学生に対し、ピークシーズン前にバイオメトリクス予約を確保するため、5月中旬までに申請を完了するよう助言しています。IRCCの担当者は、これらの数値は「動的」であり、6月に議会で承認される予定の1億2300万カナダドルのデジタル処理能力強化予算が通れば改善が見込まれると強調しています。それまでは、モビリティマネージャーはIRCCの週次ダッシュボードを注視し、さらなる遅延に備えてプレミアムVACサービスの利用を検討すべきでしょう。
出典: CIC News