
調査報道機関「Migrant Times」は、2026年3月にオーストラリアが海外からの高等教育学生ビザの不承認に伴い、返金不可の申請料として約1,000万豪ドルを得たと算出しました。内務省の4月30日更新データと現在の2,000豪ドルのビザ申請料(VAC)を基に、Times Higher Educationの分析者は同月に4,800件の申請が拒否されたと推定しています。この収入増は、2024年に710豪ドルから1,600豪ドル、2025年にさらに2,000豪ドルへと段階的に引き上げられたVACが、学生ビザ申請者に移民・教育改革の費用を実質的に負担させていることを示しています。申請料は制度の信頼性向上に充てられる一方で、批判者は正当な学生が一律の拒否措置に巻き込まれ罰せられていると指摘します。収入減に直面する大学側は、返金不可の申請料が市場のシグナルを歪めており、申請者が不十分な書類でも申請を試みる傾向を助長していると主張。一方、教育エージェントは、処理の透明性向上なしにVACを引き上げることが、カナダや英国に比べてオーストラリアの魅力を損なうと反論しています。人材流動の観点からは、学生から卒業生ビザへの移行を活用する企業は、初期費用の増加や離脱リスクをスポンサー予算に織り込む必要があります。関係者は、拒否による収入の一部を独立した異議申し立てやコンプライアンス監査に充て、正当な学生が制度の公正さを信頼できるよう政府に求めています。
出典: Migrant Times