
ヨーロッパ全域で今夜終了する1週間にわたるROADPOLの飲酒・薬物運転取り締まりキャンペーンで、ポーランド国家警察は6月15日から21日の間に3万2,000人以上のドライバーが呼気または唾液検査を受けたと発表しました。この年3回実施される統一作戦は、EU加盟国全てと周辺国で路上検問を行うものです。ポーランドでは、国際貨物の主要通行路であるA2およびA4高速道路や、夏季にレンタカー利用が増加するワルシャワ・ショパン空港とクラクフ・バリツェ空港周辺に追加のパトロールが配置されました。速報値によると、214人が国内の血中アルコール濃度0.2‰の法定限度を超え、57人が薬物陽性反応を示し、昨年6月のキャンペーンより若干減少しました。違反者の約5分の1は外国人ドライバーであったと警察交通局は報告しています。企業のモビリティチームにとって、この取り締まりはポーランドのEUで2番目に厳しい飲酒運転基準について、出張者や駐在員に周知徹底する重要な機会となっています。社用車やレンタカーを利用する従業員を抱える企業は、社内規定でゼロトレランスのルールを明確にしなければ法的責任を問われる可能性があります。近年、一部の企業はROADPOLの実施日を安全管理カレンダーに組み込み、強化検問の前夜に従業員のスマートフォンへ安全通知を送る対策を取っています。ROADPOLは取り締まりだけでなく、高速道路のサービスエリアで多言語のリーフレットを配布し、現地の法定限度や企業イベント後の「翌朝運転」のリスクを啓発していると強調しています。連盟は7月にキャンペーンの詳細報告書を発表予定で、保険会社はこれを車両リスクの保険料調整に活用しています。夏の観光シーズンが本格化する中、ポーランド当局は公式キャンペーン終了後も金曜と日曜を中心に、国際バス路線が運行する国境付近での抜き打ち飲酒検問を継続するとしています。企業は国境を越える出張に余裕を持った移動時間を確保し、プロドライバーには検問時に必要な書類携帯を徹底するよう指導すべきでしょう。
出典: Trans.info