
オンタリオ州労働・移民・訓練・技能開発省は6月26日、オンタリオ州移民指名プログラム(OINP)が大トロント地域外の労働力不足に迅速に対応するために再構築されることを発表しました。即時発効で、従来の「関心表明(EOI)」システムは一時停止され、新たに「オンタリオ労働力優先(OWP)」ストリームを中心とした簡素化されたポータルが構築されます。OWPは、地方・北部移民パイロットをモデルに、小規模事業者が看護助手、電気技師、重機整備士など需要の高い職種での雇用オファーを持つ外国人労働者を指名できる仕組みです。今年後半には、起業家、フランス語話者、卒業生を対象とした3つの新ストリームも導入予定です。主な変更点は、地方企業の最低売上基準の引き下げ、季節雇用者の対象拡大、そして雇用オファーの検証プロセスの簡素化です。既に申請中の案件は旧基準で処理されますが、新規登録は再開まで待つ必要があり、再開は夏の終わり頃と見込まれています。人事担当者にとっては、今回の一時停止は代替策の検討を促すものです。今月EOI提出を予定していた企業は、連邦の一時外国人労働者プログラムへの切り替えを検討する必要があり、外国人候補者は連邦のエクスプレス・エントリー経路を引き続き利用可能です。州政府はこの停止は一時的なもので、既提出の申請処理は継続すると強調しています。オンタリオ州は2025年に過去最多の16,500件の指名を発行し、2026年には20,000件を見込んでいます。より少数で柔軟なストリームに集約することで、小規模コミュニティがより多くの熟練移民を受け入れ、住宅やインフラの目標達成に貢献するとしています。