
2026年6月29日、ザルツブルクの教会式典から戻る途中の34人のチロル山岳猟兵のバスが、ドイツの再導入された国内国境検査の厳しい現場に直面した。バート・ライヒェンハル近郊で連邦警察官がバス内に銃身を発見し、追跡の末、乗客が欧州銃器パスを提示できなかったため、34丁の歴史的なカービン銃を押収した。この検査は、オーストリアおよびチェコ国境での一時的かつ繰り返し延長されているドイツの管理措置の一環であり、不法移民の抑制を名目としている。こうした検査は6か月ごとに更新可能な法的措置だが、ビジネス渡航者からは、観光業者や物流ドライバーなど通常の越境交通も対象となっているとの声が上がっている。警察は現場で合計6,800ユーロの罰金を科し、銃器法違反の疑いで捜査を開始した。チロルおよびバイエルンの射撃協会は激しく反発し、2004年の儀式用銃器に関する二国間協定により、このグループは免除されるべきだと主張している。この事件はすでに政治的な摩擦を引き起こしており、バイエルン州の政治家たちは文化代表団に対する明確な免除措置を求めている。モビリティマネージャーにとっては、シェンゲン圏内であっても乗客が完全な税関およびセキュリティ検査を受ける可能性があることを改めて示す事例となった。オーストリア・ドイツ国境を越えて機材や販促物を運ぶイベント主催者には、適切なATAカルネや必要に応じてEUの銃器関連書類の携行が推奨されている。国境管理当局は、密入国の脅威に対処するため「厳格かつ予測不可能な」検査が必要だと行動を正当化している。一方で批判者は、今回の押収は検査の目的の拡大を示し、正当な旅行者に不安をもたらしていると指摘する。ベルリンが10月4日の現行管理措置の終了を認めない限り、夏の祭典シーズンに向けてこうした注目を集める押収は続く見込みだ。
出典: HNA