
台湾の航空会社EVAエアは7月1日、トロント・ピアソン空港の滑走路部分閉鎖により、トロントと台北を経由してバンコクへ向かうBR-35/36便に影響が出ると乗客に注意を呼びかけました。これに伴い、7月2日の出発便は当初の22:20から23:55に変更され、7月3日の帰路便は滑走路のメンテナンス時間帯を避けるため1時間早められました。スケジュールの変更は一見小さなものですが、乗り継ぎ客にとっては大きな影響があります。BR-36便は台北での午後早めのアジア太平洋便の接続に重要な役割を果たしており、ホーチミン市からシドニーまで14の目的地へつながっています。最短乗り継ぎ時間を逃すと、ピークシーズンの地域路線の搭乗率が90%を超えているため、最大24時間の足止めとなる可能性があります。EVAエアは影響を受ける旅程に対し、14日以内の無料再予約または全額返金を提供し、旅行代理店には特別免除コード「YYZRUNWAY22」を乗客記録に記載するよう指示しています。同日中に東アジアへの接続を必要とするビジネス客には、バンクーバー、シアトル、ロサンゼルス経由の代替ルートを検討するよう勧めています。今回の混乱は、今夏のカナダとアジア間の航空路線の脆弱さを浮き彫りにしています。バンクーバー拠点の航空会社は燃料高騰の影響で便数を削減し、エアカナダの台北便も二国間協定により週5便に制限されています。台湾でのプロジェクトを抱える移動管理者は、早めに予備の座席を確保し、万が一台湾での宿泊が必要になった場合のホテルやビザの影響について従業員に周知しておくべきです。
出典: EVA Air