
7月8日のリアルタイムデータによると、パリ・シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2Eのパスポートコントロールで、長距離便到着の朝のピーク時に待ち時間が240分を超え、4月10日に入出国管理システム(EES)が義務化されて以来、最悪の状況となっています。The Localの別報告では、航空会社から7月〜8月の一時停止を求める声があるものの、EU当局はEESの停止を否定しています。空港運営会社Groupe ADPによると、118台の生体認証キオスクのうち稼働中は60%にとどまり、ソフトウェア更新待ちのため、初回のEES登録は手動ブースで対応しており、全レーンの遅延を招いています。航空会社は非EU乗客に対し、出発の最大4時間前の到着を呼びかけており、エールフランスは7月15日からビジネスクラス向けに有料の「EESファストレーン」サービスを試験導入します。パリでのスタッフ移転や会議開催を予定する企業にとっては、到着手続きの長期化が鉄道や国内便の乗り継ぎ失敗リスクを高めており、会議プランナーは余裕を持った宿泊日程の設定やVIPの出迎え・案内サービスの利用を検討すべきです。