
IRCCは10月7日、パンジャブ州などでカナダ政府職員を装った詐欺電話により金銭被害が相次いだことを受け、詐欺防止に関する公的ガイダンスを更新しました。詐欺師はAI生成の映像や音声クローン技術を駆使し、本物のIRCC職員のように装い、正規のIRCC電話番号を偽装。即時の支払いを迫り、支払わなければ強制送還すると脅す手口が横行しています。典型的な手口には、書類の不備を理由にした「緊急」電話、偽IRCCサイトへ誘導するフィッシングメール、被害者のパソコンを乗っ取るリモートサポート詐欺、偽の宝くじ当選通知のSMSなどがあります。さらに、カナダ到着前の期間を対象にした税金還付詐欺もあり、これに関わると罰金や刑事罰のリスクがあります。IRCCが示す「本物の職員が絶対にしないこと」は明確で、ギフトカードやWestern Unionでの支払い要求、逮捕の脅し、個人の銀行口座への送金依頼、確実な許可を約束することは一切ありません。手数料の支払いはIRCCの安全なオンラインポータルのみで行われます。被害に遭った場合は電話を切り、カナダ反詐欺センターや地元警察に通報し、IRCCのフリーダイヤルに直接確認することが推奨されています。グローバルモビリティチームにとっては、この警告が研修資料として活用されます。新任者や留学生向けのオリエンテーションには、注意すべきポイントリストや、ユニーククライアント識別番号やパスポートの管理方法を必ず含めるべきです。移民費用を補助する雇用主は、公式IRCCチャネル以外での支払い要求は詐欺である旨のポリシー条項を追加すると良いでしょう。ディープフェイク音声や映像を使った詐欺が増えているため、経験豊富な旅行者でも騙される恐れがあります。最も安全なのは、身に覚えのない移民関連の電話は、確認が取れるまで疑ってかかることです。
出典: IRCC.com