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スペイン、2026年から観光客課税を引き上げへ 過剰観光抑制の一環として

11月 13, 2025
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スペイン、2026年から観光客課税を引き上げへ 過剰観光抑制の一環として
11月12日、業界メディア「Travel & Tour World」が速報したところによると、スペインはギリシャ、日本、ノルウェーに続き、新たな観光税導入に向けて動き出しています。マドリード政府はまだ全国的な法案を提出していませんが、特にカタルーニャ州とバレアレス諸島の地方政府が、2026年4月から既存のホテル滞在課徴金を2倍から4倍に引き上げることを明言しています。

カタルーニャ州では、バルセロナの4つ星・5つ星ホテルの市税を1泊あたり3.25ユーロから6.75ユーロに引き上げ、クルーズ船の乗客には1日あたり一律8ユーロの課税を予定しています。バレアレス諸島の連立政府は、夏季の過密緩和を目的に、労働組合の要請を受けてピークシーズンの「抑止税」として成人1人あたり1泊15ユーロの導入を検討中です。バレンシア州やカナリア諸島でも、主に空港や港湾周辺のグリーンモビリティプロジェクト資金確保のため、小幅な増税案が進められています。

スペイン、2026年から観光客課税を引き上げへ 過剰観光抑制の一環として


これらの提案は、スペインが2025年に過去最高の9400万人の国際観光客を見込む中で出されました。これはコロナ前のピークを約2000万人上回る数字です。環境省は、沿岸の廃水処理システムや空港の地上支援、島間フェリーが年間3か月間「容量の限界に達している」と警告しています。インフラ整備や地域コミュニティ支援のための観光税は、新たな排出量課税よりも政治的に導入しやすいと当局は認めています。

モビリティや転勤担当者にとって、この変化は二つの点で重要です。まず、訪問スタッフの一日あたりの予算見直しが必要になる可能性があります。例えば、来年夏にバルセロナで2週間の出張を行う場合、ホテル課税だけで189ユーロが加算される見込みです。次に、短期滞在許可に依存する企業向け住宅提供者は、地方自治体が高額税と厳格な許認可を連動させることで規制が強化される恐れがあります。

詳細は今後6か月以内に各地方議会で最終決定されますが、スペインは観光の外部コストを訪問者により多く負担させる方針を明確に示しています。旅行手配担当者は、立法スケジュールを注視し、特に2026年3月以降に予定されている大規模会議やイベントの参加者に対して適切な助言を行う必要があります。
出典: Travel & Tour World

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