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政府、ドイツ人観光客の海外リスク地域への渡航統計を一切把握していないことを認める

2月 5, 2026
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政府、ドイツ人観光客の海外リスク地域への渡航統計を一切把握していないことを認める
2026年2月4日に発表された書面回答(hib 92/2026)で、ドイツ連邦外務省は、毎年ドイツ国民がいわゆる「リスク地域」を訪れる人数の集計データを一切収集しておらず、またそのような地域の公式リストも保持していないと議会に報告しました。この回答は、アフD(ドイツの政党)からのソマリアやその他の高リスク国への渡航者数に関する問い合わせに対するものでした。

同省は正式な分類は行わず、各国ごとに個別の最新の「渡航・安全アドバイザリー」を発行していると改めて強調しました。これらのアドバイザリーは、国民や企業が自らリスク評価を行うための情報提供を目的としています。出国時の届出義務がないため、ベルリン政府には渡航者数や事件発生率を体系的に監視する法的根拠がないと説明しています。

政府、ドイツ人観光客の海外リスク地域への渡航統計を一切把握していないことを認める


この説明は、グローバルモビリティや渡航セキュリティ担当者にとって重要です。多くの企業ポリシーでは、「政府指定のリスク地域」を基準に追加承認や安全配慮義務の説明、保険の強化が求められていますが、ドイツに公式リストが存在しないため、企業は外務省のアドバイザリーやISO 31030の指針、保険会社の評価を活用するか、独自に情報を収集・分析する必要があります。

また、この回答は、ドイツがフランスに倣って危機地域にいる自国民の登録制度を設けるという労働組合の提案にも影響を与えそうです。外務省は、強制的な登録には新たな法整備が必要であり、データ保護の問題も生じると警告しています。それまでは、高リスク市場に派遣する企業は、残留リスクの評価方法を文書化し、渡航者に最新のアドバイザリー情報を周知した証拠を残すことが求められます。
出典: Deutscher Bundestag – hib 92/2026

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