
エティハド航空は、カブールへの週4便の運航開始からわずか6週間足らずで、2026年5月1日から毎日運航に増便すると発表しました。この増便は、UAEに住む大規模なアフガニスタン系ディアスポラや、アブダビ経由でヨーロッパや北米へ向かうNGOからの予想以上の需要に応えたものです。EY310/311便は引き続き、ビジネスクラス8席、エコノミークラス150席のエアバスA320で運航されます。エティハド航空は、同日中にロンドン、フランクフルト、トロント、ワシントンへの接続が可能なザイード国際ハブを活用し、出稼ぎ労働者やVFR(訪問・帰省)需要にとって大きな魅力となるとしています。アフガニスタンの輸出業者は、毎日の貨物搭載枠の増加により、生鮮品や繊維製品の週あたりの輸送能力が倍増すると歓迎しており、これらの品目はこれまでカラチ経由の迂回陸路に依存していました。人材紹介会社も、熟練労働者の採用に向けたフライト選択肢が増えることで、労働移動が円滑になると期待しています。安全保障の専門家は、エティハドの増便が、カブールを運航する国際航空会社が少ない現状で、UAEがアフガニスタンの主要な湾岸ゲートウェイとしての役割を強調していると指摘しています。ただし、増便に伴う運航時間の延長を招く地域の空域迂回を考慮すると、機材運用の綿密な計画が求められます。