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予算案の見出しは地域技能ビザの「削減」を誇張していると移民専門家が指摘

5月 31, 2026
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予算案の見出しは地域技能ビザの「削減」を誇張していると移民専門家が指摘
2026-27年度連邦予算に関する解説は、地域技能移民枠が33,000から14,110へと約19,000件大幅に削減される点に注目が集まっていますが、移民アドバイザーは実際の申請者への影響は限定的だと指摘しています。5月30日のオーストラリアビザ&移民専門家(AVIE)の分析によると、現行プログラム年度で実際に発行されたサブクラス491地域ビザの招待状は8,000件未満で、25,000件以上の枠が未使用のまま残っています。州・準州政府が指名を管理しているため、全国の計画上限ではなく招待状の発行数こそが実質的な制限要因となっています。したがって、連邦政府が州ごとの割り当てを削減しない限り、2026-27年度の招待数は変わらず、申請者にとって目立った変化はない可能性があります。

予算案の見出しは地域技能ビザの「削減」を誇張していると移民専門家が指摘


懸念されるのは処理期間の延長です。割り当てが減ることで、既に申請待ちのビザの審査がさらに長引く恐れがあります。5月29日時点で内務省は、州指名の491申請の中央値処理期間を16か月、90%が2年以内に完了していると公表していますが、割り当てが減ればこの期間はさらに延びる可能性があります。申請者は、まず限られた州の招待を確保し、その後長期化する審査待ちを乗り越えるという二重の課題に直面します。AVIEは、申請準備が整った段階で速やかに意向表明(EOI)を提出し、州の登録期間を注意深くチェックすることを推奨しています。

地域でスタッフを配置したい雇用主は、より厳しいコンプライアンス要件があるものの、処理が速く予測可能な雇用主指名のサブクラス494も検討する必要があるでしょう。一方で、今回の予算は地域経済にとっては依然として好材料です。雇用主指名の494枠は維持されており、政府は技能評価期間短縮のために8,520万豪ドルを割り当てており、これは地域の事業者にとって重要な支援となります。実際には、この「削減」は政策の後退というよりも、過去の利用実績に合わせた会計上の調整といえます。
出典: Australian Visa & Immigration Experts (AVIE)

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