
ポーランドのメディアは6月13日早朝にドイチェ・ヴェレの分析を取り上げ、新たに効果を発揮する共通ヨーロッパ庇護制度(CEAS)が、EUの外部国境での移民処理方法をどのように変えるかを詳述しました。改革により、イラン、パキスタン、ナイジェリアなど庇護認定率が20%未満の国からの渡航者は、閉鎖または半閉鎖施設で最大12週間の強制的な国境手続きを受けることになります。ポーランドに非EUの契約者や技術者を定期的に派遣する企業にとって、最も直近の影響は、ギリシャやイタリアなどの海上国境を経由してワルシャワに向かう際の待ち時間の延長となるでしょう。新制度で指紋が採取されると、庇護申請の審査責任は最初に入国した国に留まり、北方への移動やポーランドでの再申請の可能性が制限されます。ワルシャワの内務省関係者は、現在の免除措置が終了した際にポーランドが国境手続きを適用できるよう、ベラルーシおよびウクライナ国境沿いの受け入れセンターの迅速な整備を推進すると述べています。これには、メディカ鉄道交差点やEUの入出国システム(EES)の生体認証キオスクが既に設置されているコルチョワ=クラコヴィエツの新ターミナルでの安全区域の建設が含まれます。法務アドバイザーは、規制強化によりシェンゲン圏内での滞在資格の抜き打ち検査が増加する可能性があると警告しています。法律事務所ダドコヴィアク&プティラのアグニエシュカ・パヤク氏は「短期のビザ免除パスポートで渡航する外国人スタッフは、宿泊証明と帰国チケットを携帯すべきです」と述べています。企業には、社内の人事異動方針を見直し、職場検査時に迅速に人員記録を提示できる体制を整えることが推奨されています。政治的な論争は依然として続いており、ワルシャワとブダペストは連帯負担金に反対していますが、改革はドイツ、フランス、欧州委員会の支持を得ています。立法論争が終わり、今後は実行段階に注目が集まっています。ポーランドの商工会議所は、庇護担当官が国境に再配置される中で労働許可申請の遅延を防ぐため、EU資金を活用して県庁のデジタル化を進めるよう政府に要請しています。