
イベリア航空は6月14日、マドリード・バラハス空港とトロント・ピアソン空港を結ぶ直行便を開設し、北米路線網を拡大しました。この路線は、同社の新型長距離機エアバスA321XLRを使用し、週5便運航されます。初夏のシーズンには3万7,000席以上を提供し、イベリアの60億ユーロ規模の成長戦略「フライトプラン2030」の一環となっています。マドリード発は正午12時、トロント着は現地時間15時。帰路は17時10分にトロントを出発し、翌日6時55分にスペインに到着します。182席の機材は、フルフラットのビジネスクラスベッドや機内Wi-Fiを備え、従来のA330-200に比べ燃料消費を抑え、路線のCO2排出量を14%削減しています。トロントはイベリアの北米12番目の目的地となり、マドリードはラテンアメリカやアジアとカナダをスペイン経由で結ぶ大西洋横断のハブとしての地位を強化します。マドリード州政府は、新路線が初年度に3,100万ユーロの地域経済効果をもたらし、両都市間の会議やテクノロジー分野の交流を支援すると予測しています。移動面では、カナダに拠点を持つスペインの多国籍企業が一晩の乗り継ぎを避けて同日中に移動可能となり、カナダの投資家はスペインの再生可能エネルギーやインフラプロジェクトへのアクセスが容易になります。さらに、マドリード到着後3時間以内に18のラテンアメリカ都市への接続も最適化されています。今回の新路線開設は、エアカナダが11月にバルセロナ-モントリオールの冬季便を再開する計画と合わせ、2023年にスペイン短期訪問者向けの一時的なビザ要件が撤廃されたことによるスペイン・カナダ間の需要増加を示しています。チケット購入者はイベリアの「オラ・マドリード」ストップオーバープログラムを利用でき、最大9泊まで航空券の追加料金なしでスペイン滞在が可能。ビジネスとレジャーを組み合わせる企業旅行者にとって魅力的なサービスとなっています。
出典: Diario AS