
シンシナティ港の税関・国境警備局(CBP)職員は、6月3日にコロンビアからプエルトリコの住宅宛てに発送された速達航空便を押収しました。この荷物には、ロレックス、リシャール・ミル、カルティエなどの偽ブランド時計111点が含まれており、正規品であれば小売価格で約1,926万ドル相当と見積もられています。CBPの専門家チームがこれらを偽物と確認し、知的財産権規制に基づき全品を押収しました。港長のエリック・ジゼルマン氏は、「偽ブランド品の販売はアメリカ経済と国家安全保障を脅かす」と警鐘を鳴らし、偽造品利益と国際犯罪の関連性を強調する1年にわたる取り組みを反映しています。輸入業者やEC物流事業者にとって、この摘発はCBPが小口貨物に対してもコンテナ貨物同様に高度なターゲティング検査を行っていることを改めて示すものです。サプライチェーン管理者は、特に米国消費者に人気の高価なアクセサリーを調達する際には、仕入先の信頼性を確認し、監査記録を保持することが求められます。展示会用のブランドサンプルを携行する従業員は、追加の検査を受ける可能性があり、購入証明書や鑑定書を携帯することで遅延を防げます。偽造品の流通に関与した企業は、「製造品偽造防止法」に基づく民事罰や刑事責任を問われるリスクがあります。今回の押収は、権利者との連携強化も示しており、商標登録をCBPに行うブランド保護チームは迅速な通知を受けられ、製品鑑定の研修を通じて職員の発見能力向上にも貢献しています。