
7月7日午前6時44分(東部夏時間)、米連邦地裁判事アルジェノン・マーブリーは、ホワイトハウスが25人の移民の就労許可および身分調整申請を無期限に保留することを差し止める仮処分を認めた。オハイオ州の訴訟は、拡大された渡航禁止リストに含まれる国の申請者の審査を凍結したUSCIS内部メモに異議を唱えたものだ。マーブリー判事は、この一律の凍結措置は、入国禁止を規定するINA第212条(f)の大統領権限を超えている可能性が高いと判断。すでに合法的に滞在している人々の利益を制限するものではないと指摘した。また、「移民に対する明白な敵意」を示す発言を引用し、原告が賃金の損失や身分の期限切れによる回復不能な損害を被っていると結論づけた。この命令は名指しされた原告にのみ適用されるが、USCISの広範な保留政策に対する懐疑的な姿勢を示しており、集団訴訟の動きを促す可能性がある。USCISは25件の申請処理を再開し、就労許可と永住権取得の道を開くことになる。人事担当者にとっては、同様の保留に巻き込まれた従業員が強制執行請求や今後の訴訟への参加を弁護士に依頼する際の交渉材料となる。企業はUSCISが新たな指針を出すか、他の保留中の案件を密かに再開するかを注視し、さらなる訴訟リスクを回避すべきだ。政府は国家安全保障上の理由で保留を正当化し、第6巡回控訴裁判所に控訴する見込み。上級裁判所がマーブリー判事の判断を支持すれば、数千件の保留中の申請が進展し、米国企業の人材確保の課題が緩和される可能性がある。
出典: El-Balad