
カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)は7月9日、フランス語話者を対象としたエクスプレス・エントリー抽選を実施し、最低総合ランキングシステム(CRS)スコア420で5,000件の申請招待(ITA)を発行しました。今年のフランス語対象抽選としては最も低いスコアのカットオフとなります。この抽選は、経済的・人口動態的目標達成を支援する候補者にITAの一部を割り当てるオタワのカテゴリー別選考戦略の一環であり、今回はケベック州以外のフランス語話者新移民の割合を2026年までに9.5%に引き上げることを目指しています。中程度のCRSスコア基準により、すでにカナダで働くか学ぶバイリンガルの専門職にとって永住権取得の迅速な道が開かれています。2026年に入ってからIRCCは37回の抽選を行い、約96,600件のITAを発行しており、そのうちフランス語対象の抽選は3分の1以上を占めています。これは医療から情報技術まで幅広い分野でフランス語人材の需要が根強いことを示しています。フランス語スタッフを支援するモビリティチームは迅速な対応が求められます。候補者は2026年5月15日までにプロファイルを作成している必要があり、申請には60日以内に健康診断、警察証明、資金証明を添付しなければなりません。特にオンタリオ州、ニューブランズウィック州、マニトバ州などのバイリンガル市場で事業を展開する雇用主は、カナダでの就労経験ポイントを得られる社内ポジションにフランス語話者の一時労働者を指名することで、この抽選を活用できます。また、IRCCが今月後半に再開を示唆しているシニアマネージャーおよび医療分野の新カテゴリーにも注目すべきです。
出典: CIC News