
デリー高等裁判所は7月17日、カンベラ、シンガポール、アブダビ、クウェートのインド大使館における領事、パスポート、ビザ(CPV)サービスの外部委託に関する外務省の160億ルピーの入札を、技術入札評価の手続き上の不備を理由に無効としました。これにより、既存のサービス提供者であるVFSグローバルは7月1日以降、オーストラリアでの新規申請を停止し、シンガポールのBLSセンターでは窓口対応が大幅に制限されています。政府は最高裁判所に緊急差し止めを求める申立てを行い、停止が続くとインド海外在住者のパスポート更新やOCI認証が10万件以上滞る恐れがあると主張しています。審理は7月20日に予定されています。既に申請済みの更新手続きは進行中ですが、新規ビザや緊急渡航書類が必要な申請者は、高等弁務官事務所での限られた「緊急予約」枠を直接予約するよう指示されており、数時間に及ぶ長蛇の列が発生しています。旅行代理店は、8月のピークシーズンの旅行において、オーストラリアやシンガポール在住のインド人に大規模な旅程変更が生じる可能性があると警告しています。多国籍企業の雇用主は、出張者に対し大使館のウェブサイトを毎日確認し、書類処理に余裕を持つか、管轄規則で許される場合はパスポートを別の大使館に宅配することを検討するよう助言すべきです。入札が無効のままの場合、外務省は現契約の短期延長で滞留案件の処理を図る可能性があります。