
ITAエアウェイズは冬の運航スケジュール発表からわずか数時間後、12年ぶりにローマとカラカス間の直行便を再開すると発表しました。業界情報サイト「Air Data News」が10月15日に伝えたところによると、新路線は2027年3月30日より、291席仕様のエアバスA330-900で運航を開始します。この再開は、2015年にベネズエラの通貨送金問題を背景に運休となったかつてのアリタリア航空の収益性の高い路線を復活させるものです。ITAのCEOヨーアグ・エバーハルト氏は10月13日、イタリア駐ベネズエラ大使と覚書を締結し、ボリバル収入をユーロに換算するための安全策が盛り込まれていると報じられています。イタリアのエネルギー関連企業やファッション卸業者、14万人を超えるイタリア系ベネズエラ人コミュニティにとって、週3便の運航は両首都間の最速ルートを復活させ、マドリードやリスボン経由の乗継便に比べ最大5時間の短縮となります。なお、ベネズエラは依然として多くのEUビジネス渡航者にビザを要求しており、申請処理には平均15日かかる点に注意が必要です。さらに、ITAはルフトハンザとのコードシェア便を通じて欧州各地への通し運賃を提供予定で、総旅行費用の削減が期待されます。
出典: Air Data News