
イタリア最大のB2B観光見本市「TTGトラベルエクスペリエンス」が10月14日、リミニ・エキスポセンターで開幕し、国際的なバイヤーやイタリアの中小企業から過去最高の来場者数を記録しました。イタリア展示グループが主催するこの3日間のイベントには、14のホールにわたり2,700の出展者が参加し、2027年の旅行シーズンの先行指標となっています。全国職人連盟CNAは、「AUTENTICA – Esserci è l’Esperienza」というプログラムを発表。これは職人とツアーオペレーターを結びつけ、伝統的な美術都市巡りを超えた体験型の旅程を創出し、訪問者の滞在延長を目指すものです。パネルディスカッションでは、ホスピタリティ業界の人手不足、デジタルノマドビザの普及、そして2027年から導入されるイタリアの新しい電子渡航情報認証システム(ETIAS)が長距離主要市場に与える影響についても議論されました。法人旅行分野では、ITAエアウェイズ、トレニタリア、主要レンタカー会社が、2027年の提案依頼書(RFP)に反映される動的価格設定ツールや環境に配慮した車両導入計画を披露しました。主催者によると、来場バイヤーの38%がMICE(会議・報奨旅行・コンベンション・展示会)を専門としており、レジャーと法人移動の融合が進んでいることが浮き彫りになりました。イタリアに駐在員を抱えるグローバルモビリティチームは、本見本市の内容を活用し、地域体験や語学研修を組み込んだ「ローカルプラス」型の移転支援パッケージを刷新することで、現地での深い関与を求める国際派遣者に対する競争力を高めることができます。
出典: CNA News