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ブラジル、パスポート料金を67%引き上げ検討 国際移動のコスト増加へ

1月 24, 2026
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ブラジル、パスポート料金を67%引き上げ検討 国際移動のコスト増加へ
ブラジルの旅行者は、標準パスポートの発行手数料が現在の257レアル(約86米ドル)から430レアルに引き上げられる可能性があります。連邦警察が1月23日に法務省に67%の値上げを正式に申請したもので、2015年以降のインフレによる実質的な価値の目減りや、生体認証チップの製造コストの急増が理由とされています。

この値上げが承認されれば、ブラジルはラテンアメリカで最も高額なパスポート発行国の一つとなります。2024年には過去最高の210万件のパスポートが発行されており、米欧の航空便の復活やリモートワーク旅行の増加により、今年はさらに12%の需要増が見込まれています。

ブラジル、パスポート料金を67%引き上げ検討 国際移動のコスト増加へ


企業のモビリティ担当者は、発行手数料の上昇が駐在員の福利厚生や出張予算の隠れた負担になると警鐘を鳴らしています。4人家族でパスポートを更新すると追加で690レアルの出費が必要となり、これらは多くの場合、雇用主が負担しています。また、ホスピタリティ業界は、予算の限られたレジャー旅行者が複数のビザが必要な旅行を延期する可能性を懸念しており、最近ブラジル人向けの対面ビザ申請を再開した日本などへの海外旅行需要に影響が出る恐れがあります。

法務省は15日間のパブリックコメント期間を設けており、旅行業界団体は段階的な値上げや低所得者向けの免除措置を求めています。連邦警察の移民基金に余剰収入があることも指摘されています。一方で、サービスレベルの保証がないままの大幅値上げは、主要都市でも平均7~10営業日かかる発行期間を考慮すると、闇のパスポート仲介業者の増加を招く恐れがあると批判の声もあります。

現時点では旧料金での申請も可能ですが、緊急の海外渡航予定がある人は早めの申請を勧められています。政府は、速達サービスや紛失パスポートの罰金についても、今回の提案が承認されれば比例して引き上げる可能性を排除していません。
出典: JusBrasil

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