
エアリンガスは、コーク空港からの新たな欧州路線として、フランスのニースとスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを発表し、プラハ路線の通年運航延長とグラスゴーへの週便増便も合わせて発表しました。これにより、同社は過去12か月でコーク発の新路線を6路線展開し、2025年には346万人の乗客数という記録的な需要を背景に積極的な地域拡大を進めています。ニース便は5月に、ガリシア便は6月に運航開始予定で、アウトバウンドのレジャー需要の高まりと、アイルランド人ウォーカーに人気の巡礼路「カミーノ・デ・サンティアゴ」の需要を取り込む狙いです。エメラルド航空がエアリンガス・リージョナルのブランドで運航するグラスゴー便は、週4便から6便に増便され、ビジネス利用者やスコットランドに多いアイルランド系住民のニーズに応えます。コーク空港は現在、年間乗客数500万人超を見据えた2億ユーロ規模の拡張工事を進めており、セキュリティホールの拡大や新たな搭乗ゲートの設置が含まれています。空港運営側は、夏のスケジュールにより観光や貿易を通じて南西部経済に4500万ユーロの経済効果がもたらされると予測しています。モビリティマネージャーにとっては、マンスター地方と英国間の同日往復便が増え利便性が向上し、ニース直行便はフランスのソフィア・アンティポリス周辺のテックコリドーへのアクセスを容易にします。人事部門は新路線を旅行ポリシーに反映し、導入運賃の動向を注視する必要があります。この動きは、エアリンガスがダブリン以外のポイント・ツー・ポイント路線を強化しつつ、季節的な需要増を活かして長距離ネットワークに乗客を送り込む戦略を示しています。業界アナリストは、2027年末の滑走路改修完了後には、コークの集客力が限定的な大西洋横断便の運航を支える規模に達すると見ています。
出典: The Irish Times