
ルフトハンザのパイロットが全国的なストライキ計画を発表してからわずか数時間後、ドイツのサービス業労組Ver.diがハンブルク空港で独自のストライキを開始しました。3月12日午前6時から、地上作業員、乗客のセキュリティスタッフ、航空機整備員がほとんど予告なしに作業を停止し、空港は全ての出発便と大半の到着便を運休せざるを得なくなりました。このストライキは、3月9日から10日にかけて行われた2日間のストライキに続くもので、当初は深夜までに終了する見込みでした。Ver.diは、地上サービス子会社に勤務する約2,000人のスタッフに対し、12.5%の賃上げとより良い勤務シフトの改善を要求しています。一方、経営側は24か月間で合計6.1%の段階的な賃上げを提案し、組合の要求を「現在の利益率の状況では非現実的」としています。交渉は3月18日に再開予定で、組合は進展が遅い場合、他の空港でもさらなるストライキが起こる可能性を示唆しています。このタイミングは、ルフトハンザのパイロットストライキを避けて非ルフトハンザ系航空会社を利用しようとした旅行者にとって混乱を一層深めています。ハンブルクに就航する多くの欧州航空会社は、セキュリティチェックポイントの閉鎖によりフライトをキャンセルせざるを得ませんでした。2月のストライキの影響で、ベルリン-ハンブルク間およびハンブルク-ハノーファー間の鉄道の輸送力もすでに逼迫しています。北ドイツでの業務を担当するグローバルモビリティチームは、顧客先や現地オフィスへの移動に大幅な遅延が生じる可能性を旅行者に周知し、正確な位置情報を把握するための安全管理体制を見直す必要があります。短期プロジェクトを検討している企業は、労使関係が安定するまで、コペンハーゲンやベルリン経由で飛行機を利用し、鉄道で移動するルートを検討するとよいでしょう。
出典: AK&M Newswire