
スペインが今月末に申請受付を開始する予定の、推定50万人の不法移民に対する異例の一斉合法化措置は、4月11日に国家評議会が厳しい意見を表明し、手続き面での課題が浮上しました。ラ・バングアルディア紙によると、同諮問機関は、出身国が証明書を発行できない場合の自己申告による犯罪歴の取り扱いに警鐘を鳴らし、移民局の人員や資金の確保について政府に明確な説明を求めました。社会党主導の連立政権は、2025年12月31日までに庇護申請を行った人や、スペインとの「特別な結びつき(アライガロ)」を証明できる人に対し、3年間の就労・居住許可を付与する方針です。国家評議会は人道的な趣旨を概ね支持しつつも、受益者が国際保護など他の一時的な身分を同時に保持していないことの確認や、「脆弱性」の定義をより明確にするよう求めました。雇用主にとっては、物流、ホスピタリティ、高齢者介護など人手不足の分野で合法的に雇用可能な新たな労働力を確保できる可能性がありますが、行政の遅延がなければの話です。法律事務所サガルドイ・アボガドスは、申請処理の6か月以内の決定期限を守るためには、スペインの外国人局の人員を30%増やす必要があると見積もっています。包摂省はこの意見を歓迎し、4月14日の閣議提出前に「技術的な改善」を約束しました。関係者は、警察証明書の要件の明確化や、デジタル案件管理ツールのための追加予算措置が最終段階で盛り込まれると予想しています。合法化対象者の採用を検討する企業は、最終文書を注意深く確認する必要があります。厳格な遵守基準を満たさなければ、雇用契約が無効となり罰金が科される恐れがあります。承認されれば、1986年以来6回目の異例の恩赦となり、アップロードや生体認証予約、税番号発行がすべて新設のオンラインポータルで行われるなど、過去最もテクノロジーを活用したものとなります。グローバルモビリティ担当者は、ポータル開設後すぐに法的助言を受けて申請を試みることが、処理速度を左右する最大の要因となるため、早めの準備が求められます。
出典: La Vanguardia