
中国本土の5日間にわたる労働節ゴールデンウィークの中盤を迎え、香港の陸路国境には記録的な人出が押し寄せています。入境事務処は5月1日から5日までの間に600万人の通過者が見込まれると予測しており、5月2日昼時点で平日平均を大きく上回る交通量となっています。蓮塘・香園圍、福田・落馬洲、深セン湾の各検問所では長蛇の列ができ、自動e-チャンネルゲートでも30分以上の待ち時間が報告されています。検問所の管理者は、利用者の少ない場所からスタッフを再配置し、臨時カウンターを開設、営業時間の延長も行っています。深センの国境検査当局は香港側とリアルタイムで通過データを共有し、バスのルート変更を可能にしており、香港側も混雑状況に応じて到着・出発の両方に対応できる「フレキシブルレーン」モードを複数の窓口で導入しています。混雑はあるものの、国境通過時間は2019年のパンデミック前の90分ピークを大きく下回っています。これは昨年導入された生体認証「Face Easy」e-チャンネルや、高速鉄道サービスの全面再開により、一部のバス交通が陸路国境から分散されたことが要因とされています。移動や旅行管理チームには、今週末の越境会議には少なくとも45~60分の余裕を持つこと、最終バスの時刻表に頼らないよう注意喚起、同日PCR検査は不要になったものの、ランダムな手荷物検査は依然厳格であることを伝える必要があります。この急増は、香港が大湾区の観光経済にますます依存していることを示しており、2027年に予定されている落馬洲支線や前海鉄道検問所の共同検査ホールなど、キャパシティ拡充の緊急性を浮き彫りにしています。