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インドとEU、国連サイドライン会議で新たなモビリティ枠組みを迅速推進

5月 8, 2026
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インドとEU、国連サイドライン会議で新たなモビリティ枠組みを迅速推進
ニューヨークで開催された国連国際移民審査フォーラムの合間に、インドの外務副大臣キルティ・ヴァルダン・シン氏は、2026年5月7日に欧州連合(EU)の内務・移民担当コミッショナー、マグナス・ブルナー氏と会談し、今年1月に署名されたインド・EUモビリティ・移民パートナーシップの進捗を確認しました。議論は、27か国からなるEU加盟国全体でインドの専門家、研究者、学生が合法的に移動できる具体的な手続きの実現に焦点を当てました。

主な初期成果としては、2月にニューデリーで開設された「ヨーロピアン・リーガル・ゲートウェイ・オフィス」が挙げられます。ここは、就労許可情報、資格認定、社会保障の調整を一元的に提供する窓口として機能しています。両国の関係者は、インドのIT専門家向けにEUブルーカードのファストトラック枠を優先的に設けることや、2027年半ばまでにデジタル申請システムをインドのIVFRT(インド・ビザ・フレームワーク・リファレンス・テクノロジー)と連携させることに合意しました。

インドとEU、国連サイドライン会議で新たなモビリティ枠組みを迅速推進


また、両国の産業団体は、今後締結されるインド・EU自由貿易協定(FTA)において、労働市場アクセスに関するモビリティの約束を確実に保護し、将来の関税紛争の影響を受けないよう求めています。ブリュッセル側は、医療やグリーンテクノロジー分野の地域的な人材不足をより正確に把握するため、共同スキル監査の実施を推進。一方、ニューデリーは、ブルーカード保持者が配偶者や家族を労働権付きで帯同できる保証を求めています。

多国籍企業にとっては、長年停滞していた交渉に動きが出たことを示す重要なシグナルです。バンガロールに共有サービスセンターを持つEU企業は、この枠組みにより就労許可の処理時間が半減し、重複するアポスティーユ手続きも不要になると期待しています。ポルトガルや東欧で事業を拡大するインドのIT企業も、インドの学位認定の明確化や労働市場テストの緩和を望んでいます。

両国は、FTAの暫定発効前に共同実施ロードマップを公表する計画です。目標が達成されれば、2030年までにインドから欧州への専門家の年間移動者数は現在の約2倍、10万人に達すると予測されており、慢性的な人材不足の緩和と経済関係の深化が期待されています。
出典: The Economic Times

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