
短期派遣に伴う移民コンプライアンスのリスクが、5月26日にフィリピン当局がダバオ・デル・ノルテ州パナボ市で中国人24名を逮捕したことで注目を集めました。移民局とフィリピン陸軍第10歩兵師団の合同捜査は、建設資材倉庫で適切なビザなしに外国人が働いているとの住民からの通報を受けて行われました。調査によると、逮捕者の中には観光ビザで入国し、有給の就労に従事していた者や、9(g)事前雇用許可ビザのスポンサー企業とは異なる会社で働いていた者も含まれています。24名全員が1940年のフィリピン移民法違反(虚偽申告、無許可就労、オーバーステイ)で起訴され、現在は移民局の拘留下にあり、強制送還とブラックリスト登録の手続きが進められています。今回の摘発は、マニラがミンダナオ地域における外国人労働者の監視を強化する取り組みの一環であり、中国人はダバオ地域開発計画に関連するインフラや農工業プロジェクトで活発に活動しています。フィリピンにスタッフを派遣する中国企業にとって、地方での目立たない派遣であっても、外国人就労許可証の規則遵守と月次のビザ報告が必須であることを改めて示す事例となりました。弁護士は、違反が企業への罰金、評判の損失、従業員の拘留につながる可能性があると警告しています。現在のベストプラクティスとしては、派遣前の監査、受入企業のビザスポンサーシップの確認、現地での抜き打ち検査が推奨されています。移民局は、外国人の不法労働が指摘されている地域でさらなる一斉捜査を実施し、地方自治体に疑わしい活動の報告を呼びかけています。ダバオの中国領事館も通報を受けており、領事支援を提供しています。
出典: GMA Regional TV