
ドバイを拠点とする格安航空会社flydubaiは、ネパールの新たな就航地としてポカラ国際空港への毎日運航便を2026年9月23日よりドバイ国際空港ターミナル3から開始すると発表しました。6月14日に発表されたこの路線は、混雑するカトマンズを経由せずにUAEとポカラを直結する初の航空路線となり、総所要時間を最大3時間短縮します。UAEの旅行代理店やプロジェクトマネージャーにとっては、西ネパールへのアクセスが格段に向上し、冒険観光や水力発電、建設プロジェクトが盛んな地域で活動するエミレーツ企業にとっても大きなメリットとなります。ポカラはアンナプルナ・トレッキングルートの玄関口でもあり、直行便の開設により冬のピークシーズンの湾岸諸国からのレジャー旅行や、エキスポ関連プロジェクトに向けたネパール人労働者の往来が増加すると期待されています。運航にはflydubaiの737-MAX 8型機を使用し、短距離用ビジネスクラスを備えているため、企業はMICEグループや高価な生鮮品などの小口貨物をリスク少なく輸送可能です。また、エミレーツとのコードシェア便であるため、乗客は単一のチケットでエミレーツのグローバルネットワークに接続でき、中東以外の市場を目指すネパールの中小企業にとっても大きな利点となります。ポカラ国際空港は2023年に開港したばかりで、周辺地域へのアクセスが限られていますが、flydubaiはネパール当局と連携し、保税貨物施設や空港内のビザカウンター設置を進め、到着手続きを円滑化する計画です。旅行者は往復運賃がAED1,100からの導入価格であることを留意しつつ、10月のトレッキングシーズンに需要が急増するため、早めの予約が推奨されます。この路線開設は、flydubaiが未開拓の二次都市とドバイのハブを結ぶ戦略を示しており、ポカラの就航により同社は58か国136都市へのサービスを展開。UAE拠点の多国籍企業にとって、低コストのポイント・ツー・ポイント便を通じて新興市場へのアクセスが飛躍的に広がることになります。
出典: Aeronews Global