
地域航空会社のシャープ航空は、タスマニア州政府からの財政支援を受け、今年後半にメルボルン・エッセンドン(MEB)-キングアイランド(KNS)路線を再開すると、6月25日付のAero South Pacificのルートブリーフで発表されました。2024年にパイロット不足と燃料費高騰のため運休していたこの路線は、10月下旬に最大週6便のサーブ340B機で再開され、メルボルン発の朝のビジネス便との接続が図られます。キングアイランドの急成長する農業・観光業界は、この30分のフライトがプレミアムチーズや牛肉の本土輸出、そしてバス海峡の風力発電プロジェクトに関心を持つ投資家誘致に不可欠だと強く要望していました。移動計画担当者にとっても、島のインフラ工事を訪れるエンジニアリングやプロジェクト管理チームの同日往復が可能となり、バーニーやデボンポート経由のチャーター便への依存が軽減されます。タスマニア州経済成長省は、初年度の未販売座席を補填する形で支援を行い、クイーンズランド州の成功例である地域航空運賃保証制度に似た補助モデルを採用。政府が薄利ながら戦略的な路線を引き続き支える姿勢を示しています。