
香港税関は8月3日、落馬洲支線検問所で2件の生きた動物の密輸未遂を摘発し、乗客の手荷物から62羽の小鳥と3匹の飼い猫を押収しました。密輸を試みたのは、深圳から来港した22歳と56歳の中国本土からの訪問者で、動物虐待防止条例および輸出入条例違反の疑いで告発される見込みです。押収された鳥の価値は約1万2,000香港ドル、猫は約3万香港ドルと評価されています。すべての動物は農業・漁業・自然保護局に引き渡され、検疫と健康診断を受けています。税関は、異常な形状の手荷物を対象にしたリスクプロファイリングにより両事件を発見したと説明しました。香港の陸路検問所を通る越境交通は1日平均63万人に達し、2019年の水準の約95%に回復しており、今後の中秋節や国慶節の「ゴールデンウィーク」期間中にはさらに増加が見込まれています。これに対応するため、入国管理局と税関は300人の追加人員を配置し、e-チャンネルの稼働時間を延長、隠されたペットや野生動物を検知できるサーマルカメラを設置しました。生きた動物の違法輸入は、特に鳥インフルエンザや狂犬病の拡散など生物安全と動物福祉のリスクを伴います。企業の出張担当者は、香港と中国本土間を往来する社員に対し、現在検査が厳格化されていること、申告されていない生物素材や贈答用のペットも告発や最高200万香港ドルの罰金、懲役刑の対象となる可能性があることを周知すべきです。税関は運輸業者や旅行管理会社に対し、禁止品目に関する最新のガイドラインを周知するよう呼びかけています。ペットの移転を計画する企業は、認可を受けた動物取扱業者を利用し、農業・漁業・自然保護局の検疫施設の予約が10月まで満杯であるため、余裕を持ったスケジュールを組むよう注意が必要です。
出典: RTHK