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インドとEU、学生や熟練専門家の移動を円滑にする画期的なモビリティ協定を締結

1月 28, 2026
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インドとEU、学生や熟練専門家の移動を円滑にする画期的なモビリティ協定を締結
インドと欧州連合(EU)は、2026年1月27日にデリーで開催されたサミットを機に、人の移動をより自由にする新たな枠組みを打ち出しました。外務大臣S・ジャイシャンカル氏とEU貿易委員マロシュ・シェフチョビッチ氏は、「モビリティに関する包括的協力枠組み」に署名。これはインドがEUと締結した初のブロックレベルの協定です。

1. 協定の内容
・EU加盟国がインド国民に対し、短期の留学、研究、季節労働の許可を最長12ヶ月まで迅速に発給できる法的枠組みを整備。
・ニューデリーにEUの「リーガルゲートウェイオフィス」を設置し、ビザ規則や資格認定、職業不足リストに関する情報を一元的に提供。
・シェンゲンビザのデジタル処理を推進し、書類偽造に関する情報共有や、IT・工学分野のインド人卒業生を対象としたEUタレントプールITプラットフォームの試行を約束。
・毎年の教育・技能対話を開始し、インドの国家資格枠組みと欧州資格枠組みを連携させ、学位や見習い制度の相互承認を目指す。

2. ビジネス界の関心
ITから船舶設計までのインドのサービス輸出業者は、加盟国ごとの異なる規則が複雑な手続きを生んでいると長年不満を抱いてきました。EU全体で統一された枠組みは、処理時間の予測可能性を高め、企業内転勤者や研究者、スタートアップ創業者の移動を円滑にします。EU企業にとっても、複数の二国間協定を経ずにインドの人材を活用できる体系的なルートが開けます。

インドとEU、学生や熟練専門家の移動を円滑にする画期的なモビリティ協定を締結


3. 注意点
この協定は「自由移動」制度ではなく、長期の就労・居住許可は各国の裁量に委ねられています。また、不法移民の送還協力も両者が約束しており、これは過去の交渉で障害となっていた問題です。2026年にはICT専門職を対象に試行的な割当が行われ、将来的には医療やグリーンテクノロジー分野にも拡大予定です。

4. 今後の展開
協定はEUの実施指針が公表され次第発効し、2026年中頃が見込まれています。欧州での人材ニーズを見越す企業は、EUの職業不足リストと照らし合わせてスキルセットを整理し、インド・EU双方のデジタルビザ基準に合致した書類準備を始めるべきです。大学は、インドの研究者向けに特別枠が設けられたエラスムス・ムンドゥス共同修士奨学金を活用できます。

要するに、このモビリティ協定は、インド-EU間の注目を集める貿易協定を、実際に旅行者や学生、雇用者がパスポートコントロールで実感できる形に変えるものであり、インドから欧州への人材流動における大きな転換点となる可能性があります。
出典: Hindustan Times

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