
2024年4月1日付で施行された一連の規制改正について、カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)が4月6日から7日にかけて正式に詳細を発表しました。主な内容は、パスポートおよび市民権申請手数料のわずかな引き上げ(10年有効の成人用パスポートは現在163.50カナダドル)と、パスポート申請に対する30営業日の返金保証の導入です。人気の「スーパービザ」では、親や祖父母が1回の訪問で最長5年間カナダに滞在可能な制度において、収入計算の柔軟性が向上。申請者は過去2年のいずれかの税年度を選択でき、訪問者自身の収入も最低収入基準の算定に含められます。雇用主にとって最も重要なのは、意思決定権限の移譲で、州・準州の担当官が申請者の居住意図を独自に判断できるようになり、連邦政府による再審査が減少、州指名プログラムの処理が迅速化される可能性があります。また、地方の雇用主は2027年3月まで、低賃金の一時的外国人労働者を従業員の最大15%まで雇用可能(従来の10%から引き上げ)となり、州の参加が条件です。さらに、連邦の定住支援サービスの利用期間が上陸後6年に延長(2027年には5年に短縮予定)され、サスカチュワン州移民指名プログラムの全労働者カテゴリーで新たに500カナダドルの手数料が導入されることも確認されました。モビリティ担当者は、特に複数の家族メンバーが新たなパスポートやスーパービザを必要とする2026~27年の赴任計画において、費用見積もりの更新が求められます。
出典: Sea and Job