
上海浦東国際空港は7月1日、中国の62日間にわたる「夏の輸送シーズン」初日に3万3千人の本土出国旅客を記録し、2か月ぶりの最高日次数となりました。この急増は全国の高校入試終了と夏休み開始に伴う家族旅行の波によるものです。出入国管理データによると、出国旅客に占める未成年者の割合は6月初旬の2%から7月1日には16%に急増し、未成年者1人につき通常2~3人の大人が同行するため、総人数がさらに膨らんでいます。人気の行き先もこの傾向を反映しており、香港、マカオ、タイ、韓国といった近距離路線が依然として主流ですが、ヴェネツィアやバルセロナへの新規直行便の開設や、間もなく開催されるFIFAワールドカップによるアメリカ大陸へのスポーツ観光需要の高まりを背景に、ヨーロッパ、北米、オセアニアへの長距離「留学ツアー」も急増しています。混雑緩和のため、上海空港の入国管理は動的な人員配置を導入し、全ての自動ゲートを開放、さらにバイリンガルのボランティアを配置して対象となる中国国民をセルフサービス通路へ誘導しています。企業のモビリティ担当者は、夕方のピーク時には待ち時間が45分を超えることもあるため、早めのチェックインを社員に促すべきです。空港は8月までの1日平均利用者数を11万人と予測しており、航空会社は主要路線の特典航空券の在庫不足や夏季の運賃上昇を警告しているため、企業は第3四半期の予算にこれらのコストを織り込む必要があります。
出典: The Paper / 澎湃新闻