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イタリアの新たな3年間の「デクレート・フルッシ」、過去最大の50万件の就労許可証を認可へ

7月 9, 2026
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イタリアの新たな3年間の「デクレート・フルッシ」、過去最大の50万件の就労許可証を認可へ
移民ニュースサイト「VisasUpdate」は、イタリアの非EU労働者の受け入れ枠を規定する2026~2028年の「Decreto Flussi(流入枠法案)」の草案を入手しました。今回の枠は過去に例を見ない規模で、3年間で50万人分、2023~2025年の約2倍にあたります。年間の割り当てはほぼ均等で、2026年が16万4850人、2027年が16万5850人、2028年が16万6850人となっています。

大きな制度変更として、「クリックデー」と呼ばれる申請開始時の先着順競争が廃止されます。法案公布後すぐに事前申請が可能となり、申請は随時審査される仕組みへと変わります。内務省は新たな電子追跡ツールの導入と、40か所のワンストップ移民窓口に追加スタッフを配置し、2024年の平均処理期間210日を短縮することを約束しています。

イタリアの新たな3年間の「デクレート・フルッシ」、過去最大の50万件の就労許可証を認可へ


また、不法移民防止のため共同情報キャンペーンを行うパートナー国の国民に対して「優先枠」を設けることも盛り込まれました。これは政治的な譲歩であると同時に、企業の人事部門にとってはこれらの国からの採用で迅速な許可取得が可能になるメリットがあります。

その他の変更点としては、帰国する季節労働者向けの複数年許可証の導入や、深刻な人手不足に直面している住み込み介護者、高度技術職、重量物運転手向けの専用枠の拡大が挙げられます。

多国籍企業に向けたメッセージは明確です。イタリアは外国人材の受け入れを大幅に拡大しますが、企業は早めの準備を進め、新スケジュールに合わせた採用計画を立て、優先枠を活用するためにパートナー国の労働力プールへのシフトも検討すべきです。移民法務の専門家は、デジタル署名の義務化やPEC(認証電子メール)による申請が対面手続きを置き換えるため、派遣コストの見直しも推奨しています。
出典: VisasUpdate

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