
2026年7月15日、ダカールやロンドンを含む複数のドイツ大使館がビザ情報ページを更新し、EUの生体認証入出国システム(EES)が2026年4月10日から完全稼働していることを強調しました。この更新は、夏の旅行ピークに向けた実用的な情報をまとめたものです。EESでは、シェンゲン圏への短期滞在の第三国籍者が入出国する際に、パスポート情報、顔写真、4本の指紋が電子的に記録され、手動のパスポートスタンプは廃止されます。EU/EEA/スイス市民や居住許可証、長期ビザ保持者は免除されます。旅行者にとって最大の変化は時間で、初回のEES通過時には生体認証の取得により1~2分の追加時間がかかります。外務省は早めの空港到着を推奨し、パスポートのチップが劣化している場合は二次検査に回される可能性があると警告しています。頻繁に短期出張をするビジネス旅行者は、90/180日ルールの残日数が自動計算され、国境警備官には表示されますが、旅行者自身はまだ確認できません。ドイツは2027年にセルフサービスのポータルを導入する予定です。移動への影響としては、大規模なインセンティブグループや見本市代表団など、長い待ち時間を考慮したスケジュール調整が必要です。雇用者はまた、EU規則2017/2226に基づく新たな生体認証データ処理に関するプライバシー通知の整備も求められます。大使館は、EESが2027年に全面導入予定の欧州渡航情報認証システム(ETIAS)の前提条件であり、今後さらなる手続きの変更が予想されると指摘しています。