
病院や介護事業者から歓迎されている動きとして、ドイツはEUブルーカードの迅速発給対象となる医療分野の職種12種を公式に発表しました。9月21日にNews Minimalistが最初に報じたところによると、このリストには一般医師や看護師から、聴覚士、栄養士、環境衛生専門家までが含まれています。3月に施行された改正技能移民法の下では、これらの不足職種のブルーカード申請者は年間最低45,934.20ユーロの総収入が必要で、他分野の50,700ユーロの基準よりもかなり低く設定されています。ベルリンは、外国人登録局(Ausländerbehörden)への指針としてこの医療職リストを明文化することで、現在の中央値12週間の処理期間を最短4週間に短縮することを目指しています。この変更は、15%を超える欠員率に悩む民間クリニックや高齢者介護事業者に恩恵をもたらす見込みです。また、拒否された庇護申請者の「帰還ハブ」設置を進める連邦政府の取り組みとも連動し、技能労働者ビザの処理能力を高める狙いもあります。外国人専門職は引き続き認定資格と具体的な就労先が必要ですが、資格審査費用は拡充された雇用主支援制度で返金可能となりました。インド、ナイジェリア、フィリピンに特化した人材紹介会社は、発表直後から問い合わせが急増したと報告しています。雇用主は、各職種に対応する「職業分類コード(Klassifizierung der Berufe:KldB)」を正確にビザ申請書に記入する必要があり、誤りがあると通常の審査待ちに戻される恐れがあるため注意が必要です。人事担当者は新たな最低給与基準に基づく雇用契約の見直しと、海外のドイツ大使館・領事館でのビザ申請予約を早めに行うことが推奨されています。
出典: News Minimalist