
9月30日に発表された米政府監査院(GAO)の報告書によると、米国移民・関税執行局(ICE)は11か所の倉庫を拘留施設に転用するために10億ドル以上を投じたものの、大半の施設を放棄または売却し、少なくとも2000万ドルの埋没費用を無駄にしたことが明らかになりました。アリゾナ州の公共ラジオ番組「The Show」で取り上げられたこの報告は、計画の不備や環境審査の欠如に悩まされた6つの拡張計画の詳細を示しています。トランプ政権下で拘留能力の拡大を急ぐ中、ICEの財政管理に疑問を投げかける最新の監査結果です。納税者や雇用主にとって、施設費用の無秩序な支出は、ビザ処理の効率化やグローバルエントリーキオスクの拡充といった国土安全保障省(DHS)の近代化プロジェクトから資源を逸らすことになります。さらにGAOは、ICEが精鋭の国土安全保障捜査局(HSI)エージェントを移民取締に振り向けた結果、2025会計年度のフェンタニル取締捜査が24%減少したと警告。企業のセキュリティ責任者も注視する問題であり、薬物取締能力の低下は主要物流ルートのサプライチェーンリスクを高める恐れがあります。議会の歳出委員はすでにこの報告を根拠に、2027会計年度のDHS予算承認前に厳格な監視を求めています。提案されている修正案では、新規施設建設前にICEに費用対効果分析の認証を義務付ける可能性があり、H-2BやTNビザの建設労働者に依存する将来の施設プロジェクトの遅延が懸念されます。モビリティマネージャーは、現場監査に資金を振り向ける可能性のある予算条項を注視すべきであり、議員が財源確保のために罰金徴収を目的とした雇用主検査の強化をICEに命じる可能性もあります。
出典: KJZZ / GAO