
香港と深圳の当局は、10月11日(日)午前10時に境界の深圳側で落成式を開催し、翌12日午前6時30分に改築された皇崗口岸の正式稼働を迎えます。式典は香港の陳智思行政長官と深圳の秦偉忠市長が共同で執り行い、この検問所が大湾区の統合交通計画において重要な役割を果たすことを示します。総額350億香港ドルのプロジェクトは、2003年から24時間バス交通を扱ってきた老朽化した落馬洲・皇崗施設に代わり、近代的な多層ターミナルを建設。高架通路で新設の税関・検疫エリアと連結しています。4車線の専用バス通路と拡張されたバス駐車場により、パンデミックで中断された夜間直通バスの復活が期待されています。物流業界は即時の効果を見込んでおり、鮮魚輸入業者は一括通関モデルにより鮮度保持が向上するため、広東・香港間の輸送の半分を新口岸経由に切り替える計画です。複数の配車プラットフォームは、月曜の稼働開始に合わせて越境予約サービスをすでに開始しています。人事部門にとっては、24時間稼働の港が香港国際空港の遅延や座席不足時の代替手段となり、深圳宝安空港着陸後90分以内に陸路で香港へ移動可能です。企業は保険の適用範囲を再確認すべきで、越境バス区間は共同通関ホール通過まで中国本土の規制が適用されます。なお、民間車両の許可証は新施設にもかかわらず6万台で上限が維持されており、企業が法人用の香港・本土越境車両許可証を申請する場合は、厳格な身元・保険審査を経て現在平均8週間の処理期間がかかるため、早めの申請が推奨されます。
出典: The Standard