
イタリアのeasyJetのフライトクルーは、勤務シフト、疲労管理、給与調整を巡る交渉が決裂したため、10月16日午前0時1分から24時間の全国ストライキに突入しました。USB Lavoro Privato労組が主導するこのストは、ミラノ・マルペンサ、ヴェネツィア・マルコポーロ、ナポリ・カポディキーノ、サルデーニャの季節運航を含む全拠点に影響を及ぼしています。easyJetは事前にイタリア国内の運航便の約20%をキャンセルし、ミラノ-ロンドンやミラノ-ベルリンなど主要ビジネス路線の便数を集約、早朝の大陸間ハブへの接続便は確保しました。国内線利用者が最も影響を受けており、ナポリ-ミラノやヴェネツィア-ローマの複数便が運休となり、一部便はクルーの勤務規定を守るためストライキ時間外に再調整されています。イタリア法により最低限の運航義務が課されており、easyJetは運航保証便のリストを公表、影響を受けた顧客には無料の振替や返金対応を行っています。空港では案内カウンターを強化していますが、荷物の再預けや宿泊券の手配を求める乗客で地上業務の混雑が予想されます。鉄道会社トレニタリアは、ミラノ-ローマ間のフレッチャロッサの当日予約が12%増加したと報告しており、利用者の交通手段変更が進んでいます。急な出張が必要な企業は、ストライキに関与していないアリタリア後継のITAエアウェイズや、約3時間でミラノ-ローマ間を結ぶ高速鉄道を代替手段として検討すると良いでしょう。企業の出張担当者は、再ルート設定で所要時間が3時間以上延びた場合はEU261規則による補償が適用される可能性があること、またストライキに伴うタクシーやホテルの領収書は払い戻しのために必ず保管するよう従業員に周知してください。
出典: Sky TG24