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ドイツ、シェンゲン協定の一時的な国境管理を終了し、9つの陸上国境を全面再開

3月 17, 2026
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ドイツ、シェンゲン協定の一時的な国境管理を終了し、9つの陸上国境を全面再開
ドイツは静かに国境のないシェンゲン体制に復帰しました。2026年3月16日(月)午前0時、連邦警察はオーストリア、チェコ、ポーランド、デンマーク、フランス、スイス、ルクセンブルク、ベルギー、オランダとの陸上国境に設置されていた最後の固定検問所を撤去しました。これらの検問は、不法移民と密輸の急増を抑えるため、2025年9月16日から特定の重点地域で開始され、その後全陸上国境に拡大されていました。シェンゲン国境規則第25条に基づく法的根拠は2026年3月15日に期限切れとなり、ベルリンは欧州委員会への延長申請を行わない決定を下しました。内務大臣ナンシー・フェーザーは声明で、「固定検問に代わり、ターゲットを絞った機動的な警備が可能になる」と述べています。内務省のデータによると、18か月間の運用で約320万人の旅行者が検査され、3万7千人が入国を拒否されました。ビジネス団体は、バイエルン・オーストリア国境やザクセン・チェコ国境での1時間に及ぶ長い待ち行列が物流業界に週約900万ユーロの損失をもたらし、自動車産業のジャストインタイム供給網に支障をきたしていると訴えていました。上ライン三国地域の国境通勤者も1日最大90分の遅れを報告していました。検問の終了により、イースター休暇の混雑に間に合う形で、摩擦のない道路および鉄道交通が回復すると期待されています。ドイツ旅行協会(DRV)は、バス事業者が通常の時刻表に戻せるとし、影響を受けた路線での乗客数が12%減少した後の回復に「慎重な楽観」を示しました。鉄道事業者ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)は、ミュンヘン-ザルツブルク、ドレスデン-プラハ、フランクフルト-バーゼル間の高速ICE/ECサービスを、これまでスケジュールに組み込まれていた20分の国境通過バッファなしで再開すると発表しました。雇用者にとっては、EU内部国境を越える派遣労働者に対する書面による渡航証明書の発行義務が解除されます。ただし、隣接国のデンマーク、オーストリア、オランダは依然として独自の内部検査を維持しているため、グローバルモビリティ担当者は注意が必要です。旅行者は引き続きパスポートや国民IDカードを携帯し、パートナー国の措置が継続している場合は余裕を持って行動してください。EYのグローバル移民チームは、主要な通過路や列車内でドイツ連邦警察の機動パトロールが引き続き目撃されると予想しています。内務省は、移民圧力が再び高まった場合に短期間で検問を再導入する権利を留保しているため、企業は今後の発表を注視することが推奨されます。
出典: EY Global Immigration Alert

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